10.3の記録 5:05始発に乗り、6:00東京発の始発新幹線に乗って。
滋賀県の野球球児たちの聖地。
近畿秋季大会に行こうかと考えていたけど、後にするといけなくなるかもしれないとカンが働き、確実に行ける10/3(日)の3位決定戦に行くことを前日に決めた。
何日か前には行こうとは決めていた。
でも、さすがに色々な抵抗を感じてた。
当日、朝4時過ぎに目覚めた時も「わたしは本当に行くのか?」と思ったが、目覚めてしまった。
眠かったから二度寝することも考えたけど。
実際、行くとなるとウキウキしてしまった。
彼のファンの子があげていたインスタを見ると、気持ちが盛り上がった。
8時8分に京都に着いた。
着こうと思えば、こんな早い時間に着けるのね~。
球場までは京都から2駅というアクセスの良さが、行く決め手となった。
駅について地図を見ながらうろちょろしていると、若い警官さんが「どうしました?」と声をかけてくれて、球場までの道を教えてくれた。
滋賀の人は本当に皆いい人ばかりだ。
8時30分には球場到着。人がいっぱいというインスタを見て早めに来たものの、早すぎたw
9時から切符販売&開場。試合は10時から。
保護者や後援会などの関係者ずらり。
ベンチ入りの選手たちはもう練習をしているのか、声が聞こえてきた。
切符買うのに一人で並ぶのは恥ずかしく、遠目で見ながら、開場後に列に並んだ。
すごい人だというが、千葉県大会決勝で以前に入場できなかった経験がある。
それに比べると、拍子抜けした。
入場しても、ネット裏の正面の席に座れた。
やぱい。にやにやしてしまう。
マスクがあってよかった。
早く入ったため、両チームのノック練習が見られた。
正直、この練習を見たらどちらのチームが勝つか一目瞭然だった。
そして、声が出ていた。
フライが上がってキャッチャーが追いかけるその時、
「いけるぞ」
という大きな声が聞こえた。
山田君の声だった。
もう鼻血が出そうだった。
彼はエースナンバーをつけていた。
そしてキャプテンになっていた。
テレビで見てもすごい気迫に虜になってしまったわけだけど、
バッターボックスに入る彼のオーラは、一際光を放っていた。
ものすごい貫禄だった。
2点を追う2回裏の攻撃。
満塁の場面で4番山田。
何度もファール。食らいついて粘る。
ああ、あのハートをぶち抜かれた夏の勝ち越しホームランの時と一緒だなと思った。
そしたら、レフトに満塁ホームランを打ってくれました。
かっこええええええ。
彼はエースナンバーをつけながらも、一度も登板せず、ライトにいた。
ライトを守る時、必ずライトスタンドに一礼をした。
センターの中瀬君も必ずセンターに深々と礼をしていた。
素敵だなぁと思った。
前日、舞の稽古に遅れてしまった時に、礼をしないで始めてしまったことを思い出し恥じた。
わたしも稽古の前は必ず、礼をしよう。
結果は7回コールド勝ちで圧勝だった。
手に汗握る感じではなく、彼の投球も見れなかったけど、
キャプテンとして皆を率いる彼を見れたことがよかった。
昼で試合が終わったので、比叡山に行った。
またこの比叡山がすごくよかった。
ずっと行きたかったところだった。
京都から行くよりも、滋賀経由の方が全然行きやすい。
導かれたなと思った。
天気もよく、大満足の一日だった。
帰ってからも頑張ろうと思った。
それが、約2週間前。
帰ってから、なんだか自分の毎日との落差にむなしくなってしまう日々だった。
彼のインスタも全然更新されず、
彼のファンの子も、彼からの反応がないので、トーンダウンしている感じ。
わたしは山田君卒業かなぁ(笑)
寂しいな。
行こうと思っていた近畿秋季大会には、気持ちが盛り上がらず。
盛り上がるのも自然。
盛り下がるのもまた自然なのかな。
寂しいけど、自分自身の冒険を始めなきゃね。